Q:建替えに向けて検討しているが、資金調達の交渉がうまく進んでいない場合、どうすればいい?A:資金調達のスキームには、福祉医療機構等の政府系金融機関、銀行や信用金庫等の民間金融機関、ファンドなどがありますが、それぞれのメリット、デメリットを踏まえた検討が重要です。また、資金の出し手は、経営状態、調達金額、経営計画などを総合的に判断しますので、現在の自院の状況がどうなっているかも十分に理解したうえで、交渉を進める必要があります。うまく進んでいないケースは、金融機関等の資金の出し手との認識の相違が大きい可能性がありますので、しっかりと話し合いをして、条件面などを確認して対応していく必要があります。こういった交渉に慣れていない場合は、顧問の税理士、コンサルタント等の外部の専門家も交えて交渉する形もおすすめします。